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旧西金小学校

『旧西金小学校』の画像

 西金小学校は、明治5年(1872)に西金村字宿の小室博蔵氏の民家に寺子屋を組織し、明治24年(1891)10月11日には、西金尋常小学校の開校式を行っています。明治27年高等科を併設し西金尋常高等小学校となりました。昭和16年(1941)に下小川第一国民学校、昭和22年に下小川第一小学校、昭和30年には行政区画制変更により大子町立下小川小学校と改称し、昭和32年には新校舎が完成し大子町立西金小学校と改称しました。明治5年の創立以来132年の歴史をもちますが、平成17年3月に閉校しました。建築の年代は、校舎昭和32年(1957)、昭和31年12月14日上棟(棟札)、理科室および音楽室昭和39年(1964)(閉校記念誌か)調理室昭和31年(1956)(文部省施設台帳)となっています。建築の概要は、南下り斜面の山を背にし、校舎は、正面をやや南に振りますが、南北棟で東を正面に建っています。別棟の理科室と音楽室は、敷地北側の校庭より3mほど高いところに東西棟で建ち、校舎2階の北端にある渡廊下で接続されています。現在は、大子町教育支援センター適応指導室やまびこ広場として、学校への不登校防止のため生徒に寄り添う施設として活用されています。

  • 区別:国登録有形文化財
  • 種別:歴史的建造物
  • 員数:3棟
  • 所在地:西金250

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