文化遺産を調べる
番城内遺跡
番城内遺跡は、大子町役場の南東約2.5kmに位置し、久慈川の右岸の河岸段丘上に立地しています。遺跡の標高は90~91mで、久慈川との比高は約8mです。
平成7年の発掘調査によって、確認した遺構は、平安時代の竪穴住居跡13軒と土坑2基、時期不明の土坑12基です。遺物は、遺物収納箱(60×40×20センチメートル)に27箱出土しています。遺物の大部分は、平安時代の土師器や須恵器の坏、高台付坏、甕です。その他には、縄文土器片、弥生土器片、石鏃、管状土錘、石錘、鉄製紡錘車、砥石、炭化種子及び瑪瑙の原石が出土しています。
- 区分:遺跡(周知の埋蔵文化財)
- 種別:集落跡
- 所在地:下津原字番城内336ほか
- 時代:縄文、弥生、古墳、奈良・平安
地図を見る:番城内遺跡
※別ウィンドウで地図が表示されます。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは大子町文化財です。
アンケート
大子町文化遺産ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。