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南郷街道
水戸を起点に南郷(現福島県塙町、棚倉町)に至る道で、菅谷(那珂市)までが現在の国道349号線、瓜連(同市)以北が国道118号線とほぼ同じ道筋です。棚倉街道(現国道349号線)の脇往還として位置付けられていました。棚倉街道に対して険しい峡谷の山道なので、公用としては用いられず、大子地方からの年貢や特産物の輸送、商用や一般の旅行者のための街道でありました。
道坂(どうさか)峠
当時は、大沢番所(ばんどころ)から道坂峠を越え、槐沢(さいかちざわ)に沿って下り、大子城南側の鞍部から長岡に通ずる道が、主要交通路でありました。
宿場町
かつて水戸藩の陣屋や郷校が置かれた大子(※常陸大子駅前の中心市街地)は、南郷街道の宿場町であるとともに、久慈川水運の河岸でもあり、大子地方における政治・経済・物流の中心地であったため、史跡や近代の歴史的建造物が多く現存しています。
- 区分:その他の文化遺産
- 種別:街道
- 所在地:大子・大沢
地図を見る:南郷街道
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- 2014年4月21日